也映子(波瑠)ファッションは“あえてバランスを崩す”着こなしがポイント 「G線上のあなたと私」担当スタイリストが明かしたこだわり<インタビュー>

【モデルプレス=2019/12/03】女優の波瑠が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『G線上のあなたと私』(毎週火曜よる10時~)の第8話が3日、放送される。モデルプレスでは波瑠演じる主人公・小暮也映子のファッションにも注目。スタイリングを担当する外山由香里氏に話を聞いた。

◆「G線上のあなたと私」

主人公・小暮也映子(波瑠)は寿退社間近に婚約破棄され、仕事も結婚も失う。そんな日にたまたま聞いた「G線上のアリア」の生演奏をきっかけに、大人のバイオリン教室に通い始める。

優雅な趣味と思いきや、そこにはバイオリンのように一筋縄ではいかない恋愛、仕事、家族などで様々な問題を抱える人たちが集まっていた。そんな悩める大人が通うバイオリン教室を舞台に繰り広げられる恋と友情の物語。

也映子がたまたま興味を持ち通い始めた大人のバイオリン教室で出会うイケメン大学生・加瀬理人役を中川大志、もう1人のバイオリン教室仲間の主婦・北河幸恵を松下由樹が演じる。

◆也映子ファッションのポイントは?メガネとのバランスに注目

― 波瑠さん演じる也映子のスタイリングの方向性や、テーマがあれば教えて下さい。

外山:也映子は今フリーターなので、あまりきちんとした格好はしていないかなと。その点でテーマらしいテーマはないかもしれません。(※インタビューは也映子の再就職が描かれる前に実施)

― 原作のファッションを意識されている部分はありますか?

外山:そうですね。特にメガネは制作チームから原作に寄せてほしいという要望があったので、原作に近い四角いフレームのメガネに雰囲気を寄せています。洋服も原作のような女の子っぽくない服みたいな感じをちょっと意識しています。

あとはバイオリンを弾くので、首が開いているものやパーカーは避けるようにしています。基本的にはいつもバイオリン教室のシーンがあるのですが、3話は発表会があって教室はなかったので、理人との打ち上げのシーンでは普段は着られない白のパーカーを選びました。

― そういうことだったんですね。メガネと洋服のバランスが難しいと感じるのですが、スタイリングする上で気をつけていることはありますか?

外山:そこなんですよね(笑)。本当はあのメガネにスカートはちょっとバランスが悪いですよね。おしゃれな女の子だったら、もう少し丸っぽいメガネを選ぶはず。

仕事を辞める以前の也映子はコンタクトだったでしょうから、昔のメガネを引っ張り出してきたか、自宅用のものなんじゃないかと思うんですよ。流行のデザインよりも昔から愛用しているメガネをかけることで“本来の自分に戻る”。原作にも描かれているような“ありのままになる”という意味が込められたメガネだと思っています。

― 積極的に取り入れている色味やアイテムはありますか?

外山:最初の衣装合わせの時、監督が「也映子は黄色だよね」とおっしゃっていたので、どこかに明るい色を入れるようにしています。Tシャツの柄もちょっとおかしいというか、気になるものを1話に1回ぐらいは入れようかなと考えています。

― 今年だから取り入れているトレンドアイテムはありますか?

外山:あえて挙げるならローテクスニーカーでしょうか。今また流行っていますよね。でも、也映子は流行りに無頓着でおしゃれとは言い難いかなと思うので、そのバランスが難しいところです。

◆“あえてバランスを崩す” 也映子ファッション

― スカートとパンツの着こなしにこだわりは?

外山:スカートの場合、今はわりとトップスをインして着ると思うんですけど、アウトでちょっと長めに着せたり。きちんと洋服を着るタイプの子ではないのかなと思ったのと、そんなにおしゃれが大好きという設定ではないので。

パンツも多いのですが、オーバーサイズのTシャツならデニムをちょっと細身にしたり、あえてちょっとバランスを崩すような着せ方をしています。

― 也映子の着こなしは、どこかズレているような感じが可愛いなと思います。

外山:そうなんです。「なんかおかしいよね。だけど、なんか可愛いよね」みたいな感じになればいいなと。也映子って、一生懸命だけどちょっと変なところがあるじゃないですか(笑)。それが出せたらと思っています。

― 読者が也映子っぽいファッションを楽しむとしたら、どんなところを真似すればいいでしょうか?やはりシルエット?

外山:そうですね。バランスが難しいのですが、ちょっと崩す着方。例えば1話ではすごいオーバーサイズのTシャツを着ていたり、3話ではTシャツの中にロンTを合わせてちょっとボーイッシュな感じというんでしょうか。スカートに対しても女の子っぽいものを合わせるんじゃなくて、シャツやスニーカーを。Gジャンもあえてぴったりのジャストサイズでも、トレンドで皆が着ているビッグサイズでもなく、中途半端な感じのサイズ感を選んでいます。

それは、也映子の今の中途半端な心にもマッチしているかなと。仕事をしていた時は洋服もきちんとしていたので、人としては多分きちんとしていると思うんですよね。

― 理人役の中川大志さん、幸恵役の松下由樹さんと並ぶシーンが多いと思うのですが、バランスなど気をつけている点はありますか?

外山:色があまりかぶらないように、というのは話しています。幸恵さんもキャラクター的にわりとはっきりしたお色が多いので。

也映子と幸恵さんが2人が会っているシーンは、中学生や高校生のようにキャッキャしていて可愛いですよね。人生をやり直しているような2人のはつらつとした雰囲気が洋服からも伝わればと思っています。

― ありがとうございました。最終回までファッションも楽しみにしています!

(modelpress編集部)

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